h-3’s diary

趣味世界の独り言

「片付ける」とは「カタをつける」ということ。 そこから始まる新たな地平。

このブログを始めたきっかけは、ステイホーム期間中のウッドデッキ塗り替えから始まった部屋の片付けでした。

 

しかし、コーナンProのカットサービスが中断するという事態によって、パソコンとプリンターの移設計画がストップ、、、

 

 

あの作業はその後、どうなったのでしょう。

 

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洗面台を断舎離したスペースを計測。

 

 

 

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計測したデータを元に、イメージを具体化。シンプルでスマートなデザインと施工手順を検討します。(緑がパソコン、青がプリンター)

 

一人で行う作業では、アイデアの盲点が一番の大敵。自分の立てたプランをミリ単位で様々な視点からシミュレートすることで、矛盾点を改善。

面倒でもこのプロセスが最終的な完成度を左右するので、自分のプライドにかけて完璧を期しました。

 

 

 

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使う板材は狂いがなく木目が美しいパイン集成材をチョイス。

サイズは25mmx600x2100。

ようやく再開したカットサービスで指示書通りにカットしてもらうことができました。

無駄のない板取りが基本ですが、仕上がり時点の木目の方向も考慮します。

 

 

 

 

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ラックボードの材料が揃ったので、いよいよ作業再開です。

用意された板は、設計通りピッタリ収まるでしょうか。

 

不安の瞬間です、、、。

試しのフィッティングでジャストフィットを確認。最大の難関をクリア。

 

 

 

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図面通りのパーツに組み上げ、コーナーのカットや面取りを行います。

 

 

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一段目を仮設置後、上のラックボード台座部分を設置。

 

 

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油性ウレタンクリアで塗装しました。

はやる気持ちを抑えて数日は外で乾燥。溶剤臭が減れば塗膜の強度も上がった証拠。

美しく木目が浮かび上がったラックボードを部屋に持ち込んで、いよいよ組み上げです。

 

 

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一段目はサイドテーブルと同じ50mm厚で、マッチングも良い感じ。

これでパソコンが壁際まで移動できます。

 

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下から支持できない箇所は、3mm厚のアルミ板2枚重ねで棚受け金具を製作。

ラックボードは基本的に置くだけで位置が決まると共に必要十分な荷重強度が出るように設計してあります。

 

 

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2段目はスイッチの高さでしたが、斜めカットで干渉を回避。

 

 

 

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パソコンとプリンタの移設がついに完了!

これまでのデッドスペース問題と、無駄にスペースを占有していたパソコンとプリンターの問題が同時に解決したので、一気にデスクスペース倍増です。

 

 

 

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下にはコンテナボックスがピッタリ6つ収まり、収納も一気に増えました。

 

これに気を良くして、広がったデスクの一角をコーヒースペースに。

豆から挽いて、パーコレーターでコーヒーを淹れれば、ちょっとした茶室気分です。(笑)

 

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今回のパソコン移設では、使われなくなってお荷物と化してしまっていた洗面台を断舎離する決断で、一気に突破口が開けました。

 

放置され続けてきた問題と向き合い、きっちりとカタをつけた結果、同じ部屋でありながら、そこに流れる時間まで変わったと言っても大げさではありません。

 

新たにコーヒーにも凝り始めたのもその一つ。(笑)

昨日までインスタントを飲んでいた自分が、いきなり豆から始めるという、行動のギャップが半端ないですが、やってみていろいろ発見がありました。

 

これはまた次のネタにでもしようと思います。